2019年11月09日
近年、様々な葬儀の形が注目を集めるようになりました。中でも、できるだけ費用がかからないやり方を希望する人が多くなったと言われています。たとえば、家族葬もたくさんの人に選ばれるようになった新しい葬儀の形です。
家族や本当に親しくしていた人だけで故人を見送るため、費用を抑えることができます。しかも、大勢の人が参列しないため、遺族は参列者に気を使うことなく、故人との最期の時間を落ち着いて過ごすことが可能です。また、費用のかからない葬儀といえば、直葬というやり方もあります。
直送というのは、お通夜や告別式といった儀式を省き、親しい人だけで故人を見送る方法です。遺体の安置後は納棺や出棺、火葬が行われますし、希望すれば火葬炉の前で僧侶にお経をあげてもらうこともできます。たくさんのお金をかけなくてもしっかり故人を見送ることができる葬儀のやり方なので、経済的に葬儀を行うゆとりがない人だけではなく、多くの人に注目を集めるようになったと言われています。
ちなみに、一般的な葬儀は100万円から200万円ほどかかりますが、直葬は30万円ほどで行うことが可能です。たくさんのお金がかからない葬儀なので、お金をかけずに見送って欲しいという希望を持っている場合は、家族に直葬を希望する旨を伝えておくとよいでしょう。