弔事でふくさを使用する場合のマナーは

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2017年01月27日

お通夜や葬儀に参列する場合には、受付で香典を渡す機会があります。その際に、持参しないといけないものにふくさがあります。袱紗には慶弔用として様々な色や種類がありますが、弔事で使用できる色は決まっています。種類は包む金封の金額によって最適なものがあります。袱紗のカラーバリエーションは豊富ですが紫、グレー、灰青、紺など寒色系のものを用います。

紫に関しては慶事と弔事の両方で使用することができます。1枚だけ用意するなら紫を選びましょう。弔事で金封袱紗を利用する場合、まず開きが左側にくるようにします。左開きに置いたあとは表書きが読めるように金封を入れ、口を閉じます。この際、右開きは慶事となるため、絶対に間違えないように気をつけましょう。爪付き袱紗も台付き袱紗も、基本的には同じ包み方です。

まずは袱紗を裏向きで置き、その上に金封を表書きが読める方向で置きます。このとき、中心よりも右側寄りに置きます。これは、金封袱紗同様に左開きにするためです。次に、右側を中に折り込みます。その後は上下を折り込み、最後に左を折り込みます。渡し方に関してもマナーを覚えておく必要があります。受付の人に直接手渡しすることになるため、受付前で袱紗から取り出し、相手から見て表書きが読めるように両手で手渡します。先方に直接手渡しで渡す場合、金封を渡す相手の前で袱紗を開き金封を取り出します。その後、金封をそのまま渡すのではなく、おぼんや台の上に置いて差し出します。このとき、相手から見て表書きが読めるように金封を置きましょう。

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